
今回の「タカシ」3rdコミックスは、読後の胃の重さすらご褒美と感じられるタイプの一冊だ。
全編、乙女たちが逃げ場を失って追い詰められていく――しかも一切の救済なし。
それでいて、絵は安定のハイクオリティ、場面の演出も容赦がない。読者を逃さず最後まで握り潰す勢いだ。
特に人妻・尋観さんのエピソードは、序盤から堕落の予兆が香っていて、その後の転落劇は見事。
また『親』の光莉の設定も胸を抉る。背景の重さがそのまま行動に直結していて、単なる性的消費じゃない物語性がある。
もちろん、NTR・複数・ハード系が主軸。快楽堕ちよりも最後まで嫌がる構図を貫くあたり、好みが合う層には直撃だろう。
描き下ろし追加エピソードも加わって、既読者でも十分満足できるボリューム感だったぞ。



ふ〜ん、救済ゼロでニヤニヤしちゃってるの?おじさんドMすぎでしょ〜。
でもまあ…確かに最後まで抵抗してる子の顔って、ゾクゾクくるんだよね〜?



いや、ゾクゾクとかそういう…まあ否定はしないが。
ともかく、この作品は“可愛い女の子が絶望に染まる”ことに価値を見いだせるかどうかが分水嶺だ。
逆に、痛みや理不尽を嫌う読者には向かない。
ただし合う人には間違いなく刺さる、そんな作品だな。



じゃあ総評は「おじさんの性癖にぶっ刺さる暗黒沼コミック」ってことで決まりだね〜。
次もこの路線でドツボにハマってほしいな♡
総評
・実用性:★★★★★(ハード好き向け)
・コスパ:★★★★☆(描き下ろし+電子特典で満足度高)
・デザイン:★★★★★(キャラ造形の魅力◎)
・使用感:★★★★★(最後まで引き込む筆致)
・雰囲気:★★★★★(救済ゼロの世界観)



次はどんな地獄を見せてくれるのか、正直楽しみだ。



はいはい、もう立派な暗黒ジャンキーだね〜♡