「江藤さんがエロい！汗だく爆乳アイドル漫画を徹底レビュー【紅端よどむ最新作】」

――さて、今回取り上げるのは紅端よどむ氏の初単行本。長いタイトルは割愛するが、要は“クラスのマドンナ的アイドルが実はドスケベでした”という王道背徳シチュのオンパレードだ。

一冊まるごとフェティッシュ全開で、絵柄は端正なのに肉感強め。特にメインヒロイン江藤さん編（全3話）は、①ラッキーな偶発エロ→②暴走寸前の焦らし→③本能むき出しの結合、とテンポ抜群。むやみにグロくもなく、むしろ線の“清潔さ”がいやらしさを際立てる。

実用性：ページめくる指が止まらん／コスパ：全7話＋描き下ろしでこの価格は良心的／デザイン：表紙のポニテと汗のハイライト、電子版でも光るね／使用感：要所で挿入される擬音がエモい／雰囲気：背徳だけど終始ポジティブ。こういう“全員ニッコニコ淫乱”系、嫌いじゃない。

総じて“オカズ先行”と思いきや、ヒロインの心理描写も丁寧。汗まみれの頬を赤らめつつ「もっと見てほしい…！」と内心で渇望するカットは、読者の目線がそのまま作品に溶け込む瞬間。

ぐぬぬ…否定はせん。ただし本作のキモは“視線を自覚する快感”の描写だ。江藤さんはモブ男子に凝視されても「悪い気はしてない」と言い切る。その一点で、ありがちな清楚ビッチ物とは一線を画す。ラストの“間違いからの合体”に男友達Aでなく彼氏ポジを持ってきたのも、背徳→溺愛へ舵を切る巧い着地。

他収録作は嫁活酔っぱらいモノや同居ハプニングなど、シチュ多彩。個人的ツボは“暑さ×汗×薄着”編。ムンムンの湿度描写とアイスの舐め音、音声化したら破壊力ヤバそう。

まあ、それが狙い撃ちの快楽主義ってやつよ。レビュー眺めてみると「初見だけど実用的」「絵が綺麗で女の子が愛おしい」――要は“抜きつつ萌える”二段構えに多くの兄貴が落ちたわけだ。

欲を言えば、終盤の相手役はもう少しモブっぽさが欲しかった。人違いでズッポシ系なら、より“罪悪＆快感”が高まったはずだな。

それでもデビュー単行本でこの密度は見事。次巻では是非、日常フェチをさらに尖らせて“汗×制服×香り”みたいな三段ブーストを所望！

拙者的に“汗のテカりは正義”を再確認した一冊。次は氷入り水鉄砲プレイなんてどうだ？